歩合の不動産業界

時間帯や曜日を替えて物件を見ると、日中の南向きの部屋への採光が悪そうだとか、平日に来てみたら、工場の騒音がひどかったとか分かるでしょうし、また、人によっては子供の騒ぐ声が嫌いという人もいるので、小学校の近くにある物件を日曜日に見学して決めようと思ったが、平日に近所を通りかかって、子供たちの黄色い遊び声が聞こえたので断念したなんて人もいるのです。早めに分かればそれだけ意思決定も早くできることでしょう。また、運良くご近所の主婦などがつかまれば、その物件についてひととおり聞き込みをしてみればよいでしょう。近所の環境や、利便性はもちろんのこと、うまくすれば、売り主が売ることになった本当の理由を聞き出せるかもしれませんし、売り主の人柄や性格、近所の評判なども聞けるかもしれないからです。セールスマンが案内する時は、その案内に裏がないかよく注意して物件の見学をするのが、鉄則です。不動産セールスは多くの場合、社員か契約社員という雇用形態を持ちます。つまり、サラリーマンなのですが、そんじょそこらの固定給のサラリーマン諸氏とはわけが違います。今でこそ、歩合なんてことばこそ使いませんが、収入の一部あるいは大部分にこの歩合が取り入れられているのが不動産業界なのです。